※この記事は2026年10月26日時点のPFU公式情報をもとに作成しています。販売状況やスケジュールは変更される可能性があるため、購入前に公式サイトをご確認ください。
はじめに
キーボードに33万円。
最初に価格を見た時、思わず二度見してしまいました。
2026年10月22日、PFUからHHKB生誕30周年を記念した特別モデル「HHKB Professional Elite」が発表されました。
価格はなんと税込330,000円。
しかも世界300台限定という、特別なキーボードです。
普段からキーボードを使っている方でも、「どうしてそんなに高いの?」と思うのではないでしょうか。
今回は、HHKB Professional Eliteについて、公式発表をもとに次の内容を紹介します。
- 33万円もする理由
- 通常のHHKBとの違い
- キーボードとしての特徴
- 抽選申込と一般販売のスケジュール
- 購入前に知っておきたい注意点
高級キーボードに興味がある方や、今回の発表が気になった方は参考にしてみてください。
HHKB Professional Eliteとは?
HHKB Professional Eliteは、HHKBの誕生30周年を記念して発表された特別モデルです。
HHKBは「Happy Hacking Keyboard」の略称で、プログラマーやエンジニアなどにも愛用されているキーボードシリーズです。
1996年に初代モデルが登場し、2026年で30周年を迎えます。
今回のProfessional Eliteは、これまでのHHKBの設計思想を受け継ぎながら、素材や構造、質感などにこだわった特別な製品です。
主な仕様をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | HHKB Professional Elite |
| 価格 | 330,000円(税込) |
| 販売台数 | 世界300台限定 |
| 国内販売台数 | 250台 |
| キー配列 | 英語配列のみ |
| キースイッチ | 静電容量無接点方式 Type-S |
| 接続方式 | USB Type-Cによる有線接続 |
| 本体素材 | アルミニウム削り出し筐体 |
| 本体重量 | 約970g |
| カラー | 墨・白・雪 |
| 刻印 | 刻印あり・無刻印 |
| 販売方式 | 先行抽選・一般販売(先着順) |
※仕様・価格は2026年10月26日時点の公式情報です。
カラーは墨・白・雪の3色が用意され、それぞれに刻印あり・無刻印のモデルがあります。
価格だけを見ると驚いてしまいますが、単純に高性能なキーボードというよりも、30周年を記念した特別な製品という位置づけです。

なぜ33万円もするの?
今回のモデルで特に注目したいのが、本体の素材と製造方法です。
アルミニウムを削り出した特別な筐体
HHKB Professional Eliteは、一塊のアルミニウムから削り出した筐体を採用しています。
一般的なキーボードでは樹脂製の筐体も多く使われていますが、今回のモデルは素材そのものからこだわった設計です。
アルミニウムを削り出すことで高い剛性を確保し、キー入力時の安定感を高めることを目指しています。
さらに、表面にはブラスト加工やアルマイト染色が施され、質感にもこだわっています。
見た目の高級感だけでなく、タイピング時の安定性や手触りまで追求した製品ということですね。
ただし、素材が高級だからといって、すべての人にとって通常モデルより打ちやすいとは限りません。
打鍵感の好みは人それぞれなので、実際の使い心地については実機を触って判断したいところです。
世界300台限定の特別モデル
もう一つの特徴は、販売台数です。
HHKB Professional Eliteは、世界で300台のみ販売される受注生産モデルです。
内訳は次のようになっています。
- 日本:250台
- 中国:50台
さらに、本体には1台ごとに異なるリミテッド番号が刻印され、オーナーズカードも付属します。
単なるパソコン周辺機器としてだけでなく、HHKBファンに向けた記念モデルとしての魅力もある製品です。
ただし、33万円という価格の原価や製造コストの内訳が公表されているわけではありません。
そのため、「アルミ製だから33万円になった」と断定することはできません。
素材・構造・限定性・ブランドの30周年記念モデルという位置づけなどを含めた価格と考えるのが自然でしょう。
通常のHHKBと何が違う?
「33万円もするなら、普通のHHKBとは何が違うの?」
ここが一番気になるところだと思います。
今回のProfessional Eliteは、通常のHHKB Professionalシリーズでも採用されている静電容量無接点方式のType-Sスイッチを使用しています。
つまり、キースイッチそのものがまったく新しい方式になったわけではありません。
大きな違いは、筐体や構造、仕上げなどにあります。
| 比較項目 | Professional Elite | 一般的なHHKB Professionalシリーズ |
|---|---|---|
| 筐体 | アルミ削り出し | 主に樹脂製 |
| キースイッチ | 静電容量無接点方式 Type-S | モデルにより異なる |
| 接続 | USB-C有線のみ | 有線・Bluetooth対応モデルなど |
| 配列 | 英語配列のみ | 日本語配列・英語配列など |
| カラー | 墨・白・雪 | モデルにより異なる |
| 限定番号 | あり | 通常モデルにはなし |
| 価格 | 33万円 | モデルにより異なる |
※通常モデルは製品によって仕様が異なります。
意外かもしれませんが、今回の限定モデルはBluetooth接続には対応していません。
USB Type-Cによる有線接続のみとなっています。
また、日本語配列も用意されていないため、普段JIS配列を使っている方は注意が必要です。
高価だからといって、すべての機能が通常モデルより充実しているわけではないんですね。
むしろ、素材や設計を追求した特別なキーボードと考える方が分かりやすいと思います。
打鍵感へのこだわりにも注目
HHKB Professional Eliteには、静電容量無接点方式の静音タイプ「Type-S」が採用されています。
静電容量無接点方式は、一般的なメカニカルキーボードとは異なる仕組みで入力を検知する方式です。
今回のモデルでは、キーを押した時の感触だけでなく、アルミ筐体による安定性も重視されています。
また、本体の角度を調整するための専用レッグパーツも付属します。
レッグパーツの取り付け方によって、0度・2度・4度・6度の4段階で角度を調整できます。
ただし、今回サナは実機を使用していません。
そのため、実際の打鍵感やタイピング音については評価できませんが、どのような感触になっているのか非常に気になります。
発売日はいつ?抽選申込と購入方法
HHKB Professional Eliteは、一般的なキーボードのように発売日に自由に購入できる製品ではありません。
先行オーダー権の抽選と、一般販売の2段階で販売されます。
販売スケジュール
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 正式発表 | 2026年10月22日 |
| 先行抽選申込 | 10月22日〜10月28日23:59 |
| 当選者発表 | 11月5日以降(予定) |
| 当選者購入期間 | 12月1日〜12月6日 |
| 一般販売開始 | 12月7日11:00 |
| 先行販売分の出荷 | 2027年3月頃から順次 |
| 最終注文期限 | 2027年6月30日 |
※一般販売分は注文後約4〜5か月でのお届けが予定されています。
※予定台数に達した時点、または2027年6月30日のいずれか早い時点で注文受付が終了します。
先行抽選は、キーボードそのものが当たる抽選ではありません。
一般販売より先に購入できる権利を得るための抽選です。
当選した場合も、製品の購入代金33万円が必要です。
また、一般販売は先着順で、予定台数に達した場合は受付終了となります。
購入を検討している方は、公式サイトで最新情報を確認してください。
PFU公式|HHKB Professional Elite 発表情報
HHKB公式|HHKB Professional Elite 製品詳細
PFU公式|HHKB Professional Elite 先行オーダー権 抽選申込み
購入前に注意したいこと
購入を検討する場合、特に注意したいポイントがあります。
- 英語配列のみで、日本語配列はない
- Bluetooth非対応で、有線接続のみ
- 受注生産のため、届くまで時間がかかる
- 注文後のキャンセルや購入者都合による返品はできない
- 限定台数に達した時点で販売終了となる
特に、普段日本語配列のキーボードを使っている方は注意してください。
また、非常に高価な製品なので、価格だけでなく配列や接続方式も十分確認しておきたいところです。
サナの感想|一度は使ってみたいけど……
今回の発表を見て、最初に驚いたのはやっぱり価格です。
33万円という金額は、キーボードとして考えるとかなり高額ですよね。
私も普段からキーボードにはこだわりたいと思っていますし、見た目や打鍵感の良い製品には魅力を感じます。
今回のHHKB Professional Eliteも、アルミ削り出しのデザインがとても気になります。
ただ、さすがに簡単に購入できる金額ではありません。
「欲しい気持ちはありますが、さすがに手が届く値段ではないですね……。一度くらい、こういう高額なキーボードを使ってみたいものです。」
というのが正直な感想です。
現在サナが使っているのは、Keychron K2 Version 3というメカニカルキーボードです。
こちらもデザインや打鍵感が気に入っているので、今のところ大きな不満はありません。
関連記事:Keychron K2 Version 3をMacBookで使ってみた|JIS配列・打鍵感・気になった点をレビュー
とはいえ、今回のような特別なキーボードが登場すると、やっぱり少し気になりますね。
まとめ|33万円のHHKBは30周年を記念した特別な一台
2026年10月22日に発表されたHHKB Professional Eliteは、HHKB誕生30周年を記念した世界300台限定のキーボードです。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 価格は税込330,000円
- 世界300台限定で、日本向けは250台
- 一塊のアルミニウムから削り出した筐体を採用
- 静電容量無接点方式のType-Sスイッチを搭載
- 英語配列・USB Type-C有線接続のみ
- 先行抽選は2026年10月28日まで
- 一般販売は12月7日11時から開始予定
万人向けのキーボードではありませんが、HHKBの歴史やデザイン、打鍵感に魅力を感じる方には注目の製品です。
キーボードに33万円という価格には驚きますが、こうした特別なモデルが登場するのもガジェットの面白いところですね。
今後、実機のレビューや追加情報が公開されたら、またチェックしてみたいと思います。


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